災害に対する看護の備えの研究室

アンケート

「災害に対する看護備え尺度」について

災害に対する看護の備え状況を測定するための項目をあげています。
下記の質問項目について、看護部の実施状況に応じて選択してください。
全部の設問に回答しなければ、次に進むことはできません。

【ケア提供】

物・施設・設備

災害時に看護ケアを提供する際に必要な物品や設備、施設に関すること。

小項目 できている 少し
できている
あまり
できていない
できていない 所属組織には、
該当しない項目である
1 災害を想定した設備・備品計画を作成し,定期的に点検する。
2 日常の環境整備チェックリスト(非常コンセントの配置など)を作成し,定期的に点検する。
3 看護ケアに必要な消耗品(衛生材料、救急セットなど)を備蓄し、使用期限に合わせて定期的な入れ替えを行う。
4 非常時対応の医療用備品(携帯吸引器、酸素ボンベ、アンビューバックなど)の定期的なメンテナンスを行う。
5 避難経路の安全を定期的に確認する。
6 災害時用看護ケア用品の備蓄場所の確保と定期的な点検を行う。
7 災害時用必要物品の保管場所を周知している。

1)ケア提供の対象となる被災者に関すること、2)ケア提供できるための人的要因、看護者をとりまく同僚のこと、看護者自身のことなど、すべての人的要因に関すること。

小項目 できている 少し
できている
あまり
できていない
できていない 所属組織には、
該当しない項目である
8 クライアントの安否確認方法を確認している。
9 ケア提供者は、災害対応訓練に参加している。
10 災害看護の継続教育を受けている。
11 災害時に対応できるように看護職や他のケア提供者の人材育成を行う。
12 ケア提供者として災害への準備状態を自己評価し、必要に応じて対策を立てる。
13 ケア提供者は、患者・地域住民・自主防災組織が災害時に対応できるように訓練・教育を行う。
予算・費用

災害時のケア提供に関する予算や費用。

小項目 できている 少し
できている
あまり
できていない
できていない 所属組織には、
該当しない項目である
14 災害時のケア提供に必要な費用をアセスメントする(人件費、交通費、衣食住に関する費用、機材、災害看護教育の研修費など)。
15 災害時のケア提供について必要な予算を立案する。
組織・システム

災害時の看護ケア提供する際に必要となる組織・システムに関すること。

小項目 できている 少し
できている
あまり
できていない
できていない 所属組織には、
該当しない項目である
16 部署内での災害看護体制を整備する。
17 部署内・施設内および地域内で他職種、他部門と定期的に連絡し合う機会がある。
18 災害時に必要となるケアのための業務行動計画がある。
19 所属組織における災害時体制を確認し、知っておく。
20 災害発生時にケア提供ができるよう初動体制を整える。
21 災害時の業務行動計画を定期的に評価し、必要時修正している。
22 避難計画を知っておく。
地域特性・文化・制度

災害時の看護ケア提供する際に必要となる組織・システムに関すること。

小項目 できている 少し
できている
あまり
できていない
できていない 所属組織には、
該当しない項目である
23 地域に起りやすい災害や住民特性をふまえて発災時の看護ケアが提供できるように備えている。
情報・コミュニケーション・ネットワーク

災害時の看護ケア提供に必要な情報・コミュニケーション・ネットワークに関すること。

小項目 できている 少し
できている
あまり
できていない
できていない 所属組織には、
該当しない項目である
24 地域における災害時の保健福祉医療サービスの情報を持っておく。
25 地域防災計画を知っておく。
26 災害時に情報伝達可能なバックアップ手段を知っておく。
27 ケア提供に関わる人々の間で情報を共有している。
理念・心構え

災害時看護ケア提供の理念や心構えに関すること。

小項目 できている 少し
できている
あまり
できていない
できていない 所属組織には、
該当しない項目である
28 看護ケアの提供にあたっては、チーム内、組織内、他のチーム、組織間と協調して活動する。
29 災害時には、まず自分を守ることが大切であることを理解している。
30 自分の役割の範疇と限界を知っておく。
31 限られた資源(人、物、制度)で現状に、柔軟に対応していく。
32 災害時は,通常時とは異なった判断基準で活動しなければならないこともあると知っておく。
33 被災地独自の文化・言語があることを理解し、コミュニケーションを大切にして活動する。
34 外部支援者として災害看護活動を行う場合,自己完結の理念を理解する。
35 現状を正しく把握するように心がける。
36 ケア提供者自身の心身の健康に留意する。

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