私たちは、自然災害に対する病院看護部の備えを高め、その対策を持続できるよう研究を行っております。研究代表者の西上は、これまで「自然災害に対する病院看護部の備え測定尺度」を作成し、これに関するホームページを立ち上げるなど普及活動を行っております。共同研究者の山崎は、「東日本大震災で活動しながら学び得たことを風化させてはいけない」、その思いから、2012年より山崎絆塾を立ち上げるなど、災害看護に関する活動を精力的に行っています。現在、文部科学省科学研究費(17K12193)の助成を受け、「病院看護部が自然災害に対して備える方略と備え対策を継続実施できるシステムの構築」の研究を行っております。
昨年、私たちは病院看護部の防災担当者の災害に備える活動実態を明らかにする研究を行いました。さらに文献からも備えの内容を確認し、災害拠点病院を中心とした防災に取り組む病院への調査結果をもとにこの冊子を作成いたしました。この冊子は、作成途中ではありますが、実際に読み、活用していただいて忌憚のないご意見、課題、新たな追加点をご指摘いただきたく思います。
この冊子をご利用された方で、調査にご協力いただける方は「冊子」の下にある「調査」へご回答下さい。調査の趣旨から看護師免許を持つ方にお願いいたします。調査への協力は自由意志で行って下さい。回答があったものをご協力の意志があったものと受け取らせて頂きます。調査は無記名ですので、個人や病院を特定されることはありません。記述されたデータの中に万一、個人および病院名が含まれていた場合でも特定されないよう配慮をし、プライバシーの保護に努めます。お答え頂きました内容は研究以外に用いることはありません。調査の結果は集計し、分析した後、看護系学会や学術雑誌で公表する予定です。研究データは研究以外で使用することはなく、研究終了から5年後に破棄致します。お忙しいことと存じますが、どうぞ主旨をお汲み取り下さり、ご協力頂きますよう、お願い申し上げます。
ご不明な点やご質問がありましたら、トップページの「アクセス」へご連絡ください。誠意を持ってお答えさせていただきます。
【本調査の担当者】
研究代表者 西上あゆみ(藍野大学医療保健学部)
共同研究者 山崎達枝(山崎絆塾代表・長岡崇徳大学看護学科)
お答えは、あてはまる番号に○をつけて頂く質問と、詳細を記載して頂く質問があります。詳細を記述していただく質問には、ご自由に記載下さい。